サプリメントなんて不自然と言われるんですけれど?
「自然とは何でしょう」。人間にとって、あるいは人体にとって、今や自然というものがあるのでしょうか?
現在、最も問題となっている病気は「生活習慣病」です。日本人のほとんどが生活習慣病にかかり、それで死亡しているからです-このことは日本ばかりではありません。どの先進国においても共通しているので、「先進国病」とも言われています。
代表的な生活習慣病は、がん、心臓病、脳卒中、糖尿病など。日本人の約6割もが、これらの病気で亡くなっているのです-特にがんは2人に1人がかかり、3人に1人が亡くなっている状況です。
---日本人の死亡原因の第1位であるがんについて、元国立がんセンター研究所疫学部長の平山雄氏の研究では、その原因を次のように報告しています(『予防ガン学』メディサイエンス社、1987)。
がんの成因については多くのがん遺伝子、がん抑制遺伝子が発見されるなどめざましい研究成果があり、がんは遺伝子の病気であると考えられています。
しかし疫学研究によると、ヒトのがんの約85~90%は環境に原因があります。
よく知られている放射線やウイルス以外に、毎日食べる食品に含まれる無数の食品添加物やタバコといった身近なところに、発がんに繋がる因子があるのです。さらには生存に不可欠な水や空気に、以前では考えられなかったほど多くの有害な化学物質が含まれていることが明らかになってきています。---
いかがでしょうか。がんをはじめとした生活習慣病のほとんどは、人間の手によってつくられた「不自然で人工的な生活習慣や生活環境 」の中で引きおこされているのです。
事実、がんの発生原因について米ハーバード大学が調べた結果では、食事の影響が30%、タバコの影響が30%となり、その一方で、遺伝的な要因はたったの5%しかないことがわかったのです。
現代の私たちの食生活は、加工食品や栄養価の低い食材、片寄った食事内容などによって、栄養のバランスが著しく悪化している状況にあることは否めません。また食品添加物や農薬、ダイオキシンや水銀等の化学毒物が、毎日のように私たちの体内に侵入し、私たちの体を汚染していきます。
では、サプリメントの役割とは何でしょうか?
こうした不自然な生活習慣や生活環境にありながらも、体内を可能な限り自然の状態に戻すためのツール(道具)なのです。
よく勘違いされるのが、何か病気に効くといった“薬”と同様の作用があると思われてしまうこと。でも、サプリメントは薬とはまったく違います。何かの病気を治すという結果を求めるものではありません。
あるいは俳優や有名人などを使って、いかにもこの健康食品で若くなったとか、高い山に登れたとか、そんな見せかけの宣伝をするものでもありません。サプリメントは、あくまでも私たちの健康を補助するものです。
♯サプリメント♯アンチエイジング♯がん♯生活習慣病